相続対策①子から親へ相続対策をお願いしてみましょう

【子どもから親へ相続対策をお願いする方法】

 

子どもから親へ相続の話をするのはなかなか難しいと思う方はたくさんいらっしゃると思います。

もしそんな話をしたら父に、

 

1,俺が死ぬのを待っているのか?

2,まさか財産を狙っているのか?

 

そう思われるのではないか?と心配になるでしょう。

ですのでいきなり「お父さんの財産は何があるの?」と聞くのではなく、まず

 

「自分ももう50歳になったし、この家のことについてちゃんと知っておきたいと思ってるんだけど。」

「ここの土地は代々引き継いだ土地なの?」

「この家を建てるとき、どんな苦労があったの?」

など、ご両親の過去の苦労やご先祖様のことなどから話し進めると良いのではないでしょうか?

 

そうすると、ご両親から自然と

「うちの財産にはこういうものがあるんだよ。」

「この家は長男のおまえにいずれ引き継いでもらいたい。」

「あの土地は妹の〇〇子にやろうと思っている。」

などと出てくることがあるかもしれません。

 

そういったご両親の想いや現状把握ができるツールとして、「エンディングノート」があります。

その内容に沿って話を進めるのもいいですし、親と子が一緒に見て、一緒に作り上げていくのも非常に有意義な時間となるでしょう。

 

また分けにくい財産などがあったり、ご両親がすでに相続について考えられているのであれば、

「妹ともめたくないし、大切な財産を守っていきたいから想いのわかる遺言書を書いてください」

などと伝えても良いでしょう。

 

一般社団法人ながさき住まいと相続相談センターでは、エンディングノートの簡易版を無料でお配りしています。また相続や不動産に関するご相談も随時受け付けております。

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